読書を続けるためには、読書によって何が得られるのかを理解することが大切ですよね。
そこで今回は読書によって得られるメリットを4つ選んでみました。
お楽しみください。
②時間を節約できる
③頭が良くなる
④収入が増える
①他人の人生から学ぶ事ができる
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
鉄血宰相と呼ばれたオットー・フォン・ビスマルク(1815年-1898年)の言葉です。
本を読むということは、歴史に学ぶ事にほかなりません。
本の中には著者の知識が詰まっています。1冊の本には、何十冊もの文献を読み、著者自身の知識のエッセンスを加えた知識が詰まっています。
つまり一冊を読めば一つの歴史を頭に入れることが出来るわけです。
同じことを自分の経験から学ぼうと思えば、悪くすれば一生かかってしまうかも知れません。
また、本一冊の中にはあらゆる人の成功や失敗が詰まっています。
本を読むことで、他人の人生を疑似体験し、自分も成功できるように、失敗から学んで同じ過ちは起こさないようにしましょう。
ひたすらこれを繰り返せば、必ずあなたの人生はより良い方向へと進むはずです。
②時間を節約できる
体系的にまとめられた本を読めば、一気に知識を得る事ができ、調べる時間を大幅に短縮してくれます。
あなたが新しい何かに挑戦しようとする時、Google等で検索し、ネットから情報を得る人も多いのではないでしょうか。
もちろんそれでも学ぶ事は出来ますが、ネットの情報は玉石混交としています。
自分に必要な情報を集めるのに物凄く時間がかかるということや、途中で何を調べているのか分からなくなってしまうこともありますよね。
その点、本は情報が体系的にまとめられており、網羅性もあります。
本を出版するまでに出版社のありとあらゆる人の目をくぐり抜けてきているため、情報にも信頼性があります。
何しろ読者からお金を払ってもらってまで書籍化しているわけですから、それ相応の責任が生じています。
その対価として、読者は信頼性の高い情報を素早くできるわけです。
書籍代をケチらず、時間を買ってください。
③頭が良くなる
読書は論理的思考能力を身に付ける事に役立ちます。
読書は膨大な文章の中から必要な情報を脳にインプットし、自分の人生に活かすことと言えます。
文章の中から自分に必要な情報を取捨選択するためには、大変な情報処理が必要です。
読書を習慣化できていれば、瞬時に概要・要点をつかむ事が出来るため頭が良くなると言えるでしょう。
読書で身に付けたこの論理的思考能力は、学校や仕事におけるリアルなコミュニケーションや問題解決のシチュエーションにも役立てることが出来ます。
読書を習慣化して、論理的な思考能力を身に付けましょう。
④収入が増える
年収が高い人ほど本の購入費が多く、年収が低いほど購入費が少ないという調査結果が出ています。
日本経済新聞社産業地域研究所の月額書籍購入費の調査(全国の20〜60代の男女1000人を対象)では、2006年→2009年の調査結果を比較し、以下のような結果が出ています。
・年収400万〜800万・・・ 2557円(23%増)
・400万未満・・・・・・・1914円(24%減)
つまり、年収が高い人ほど月の読書にかける費用が多いのです。
ただし、闇雲にお金だけかけるだけでは効果はないと思います。
大切なのは自分の成長のために本から学び取ろうとする姿勢にあると思います。
より多くの事を学びビジネスを成功させたい、人生をよりよくしたいというモチベーションがあって初めて本から多くのことを学ぶ事ができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
読書には他にも様々なメリットがあると思いますが、今回私が最も大切だと感じる4つのメリットを紹介致しました。
読書をしない人とする人とでは、同じ時間を生きていても学ぶ事ができる情報量に大きな差が生まれる事でしょう。
時間は有限です。限られた時間の中で、多くのことを学び、そしてそれを誰かに伝えることが大切ですね!
良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。
デカルト(フランスの哲学者、数学者)