【決定版】記憶に残る読書の方法

読書をしても本の内容がなかなか覚えられないということは無いですか?
私もかつてはそうでした!

どれだけ本を読んでも本の内容が思い出せない、説明出来ないとなればせっかく読んでも意味がなくなってしまいますよね。
自分の知識の財産とするためにも本の内容を忘れない事は大切です。

そこで今回は読んだ本の内容を忘れない読書術をご紹介します。

この記事を読むと
  • 本の内容を忘れない
  • 一度読んだ本の内容を人に説明出来るようになる

記憶に残る読書の方法として以下4つの方法をご紹介します。
全て関連付けされていますので、できる限り4つ全ての方法を実践してください。

①一週間に3回アウトプットする
②人に説明する前提で本を読む
③読んだ後すぐにメモする
④人に説明する

①一週間に3回アウトプットする

読んだ本の内容を忘れてしまう原因として、「短期記憶」から「長期記憶」への移行が出来ていないことが考えられます。
短期記憶とは一度理解した内容を一時的に覚えておく事。例えば電話番号を暗記する等がこの短期記憶に分類されます。
残念ながらこの短期記憶は一時的な受け皿でしかなく、すぐに忘れてしまうのです。
対して、長期記憶とは文字通り長期的に記憶しておく事。中学校の時に先生にいたずらしてめちゃめちゃ怒られた時、好きだったあの子に告白して一瞬でふられた時等、そのころの情景が瞬時に思い出すことが出来るのは無いでしょうか。これが長期記憶です。
大切なのは、一時的な受け皿の「短期記憶」からPCのハードディスクのような「長期記憶」へ移行すること。
その方法が一週間に3回アウトプットするというです。
人間の脳には日々膨大な量の情報が流れこんでいきます。一日の情報を全て記憶してしまうとたちまちパンクしてしまいます。(ストレス社会では忘れたいことがほとんどですよね)
そのため人間の脳は必要な情報とそうでない情報を取捨選択しているのです。残念ながら読書をしても覚えられない人はその段階で脳が重要でない情報と判断され、忘れてしまいます。ですが、安心してください。これは正常に脳が働いている証拠です。
あなたが読んだ本の内容を脳に刻み込みたいのなら、「これは大事な情報だよ」と脳に教え込ませてあげればよいのです。それが一週間に3回アウトプットする理由です。
具体的なアプトプットの内容は後述します。

②人に説明する前提で本を読む

読んだ本について家族や友人と話している時、「でその本てどんな事が書かれてたの?」と聞かれ無表情になった方も多いのではないでしょうか。読んだ感想すら言葉にできない。まぁ色々書いてあったけど面白かったよ!それでは説明になっていませんね。
①でアプトプットの大切さを説明しましたが、しっかりインプット出来ていないとアウトプットできません。そこで大切なのが人に説明する前提で本を読むということです。
実際に今読んでいる最中の本を手に取って、その本を読み終えたとき家族や友人にどう説明しようかなぁと思い浮かべながら読むのです。あなたがここの部分が大切だな、人に伝えたいと思ったところは積極的にアンダーラインを引いてください。そして本を閉じてその箇所を独り言で説明できれば完璧です!

③読んだ後すぐにメモする

ここから具体的なアウトプットの内容に入ります。
読書をした直後は覚えていられるのに、1週間ほど経つとかなりの内容がぼんやりしてしまうことはありませんか?
これも既にお伝えしました短期記憶から長期記憶への移行が失敗している例です。よほど無意識で読まない限り読んだ直後であれば本の内容は覚えています。また目次のヒントがあればそうそうこういう内容だったと思い出せるのではないでしょうか。
この本を読んだ直後の記憶が鮮明なうちに、思いつく限りメモを残してください。
但し、注意が必要ですがあまり本の内容をきれいにまとめようとしないでください。1冊の本をまとめるにはかなりの労力が必要ですし、まとまった時間が必要です。道半ばで止めてしまうこともあります。
大切なのは殴り書きでも結構ですので、思いつくままに書いて書いて書きまくってください。ノートの1、2ページ分は埋めることができるのではないでしょうか。
読んだ直後にアウトプットするだけで記憶の定着、つまりある程度の長期記憶への移行ができます。そしてこのメモを見返すことによって、1週間経った後でも本の内容をすぐに思い出す(想起)することが出来るのです。ここに真価があります。
誰でもないあなたが書いた本の感想や要約ですから、一度頭の中でできたネットワークが瞬時に思い起こされ、ネットワークがより強固なものになります。これが長期記憶です。

④人に説明する

そしてもう一つのアウトプット方法、「人に説明する」です。
これは読んで字のごとく自分以外の誰かに本の内容を説明してください。それだけです。
人に説明するためには頭の中で整理されていなくては到底できません。説明しようとすれば自然と整理でき、記憶することが出来るのです。
また説明をより分かりやすく順序立てて行おうとすればするほど記憶への定着効果は高くなります。
聞き手の立場に立って、その本の魅力や内容を伝えることができれば、あなたの記憶定着効果だけでなく、相手にその内容が魅力が伝わることになります。記憶と少し外れてしまいますが、人に説明するだけで他社貢献にも繋がります。
他社貢献に繋がればあなたの心も満たされるはずですし、さらなる記憶定着効果も期待できるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
私が一番伝えたかったことは「アウトプット」の大切さです。読書は自己完結する自分のためだけの作業に思われがちですが、そこで終わってしまえば本当にもったいないことです。
本の内容を誰かに伝えたいと思えば思うほど、誰かの役に立てたいと思えば思うほどあなたの記憶への定着。短期記憶から長期記憶への移行が成功するのです。
ほかでも無い、私もこのアウトプットが持つ効果を期待してブログを書いています。

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