【要約・批評】たんぱく質と腸の新常識

こんにちはぽのです。今回は「たんぱく質と腸の新常識」について紹介します。

皆さんは『腸活』をされていますか?私は意識的に腸活を始めて1年になりますが、何を隠そう腸活を始めたきっかけはこの本の著者であるお二人なのです!

実はこのお二人、YouTubeで『胃と腸の健康解説 内視鏡チャンネル』というチャンネルをやられているメンバーのお二人で、消化器内科医というお立場から健康に関する情報を発信されています。

今回ご紹介する書籍は出版社からの猛アプローチで診察で多忙な中書籍化された一冊で、腸活で大切なのに意外と疎かにされている「たんぱく質」と腸の関係について分かりやすく解説されています。

この本を読んで得られること

・たんぱく質の正しい摂り方が分かる

・腸漏れしない腸づくりの方法が分かる

・お医者さん自身が実践している医学的根拠のある腸活知識を身に着けることができる

たんぱく質不足で老化、肥満が加速する

たんぱく質は三大栄養素の一つですが、一番疎かにされている栄養素です。そのためか、日本人の約8割がたんぱく質不足に陥ってるとか。

たんぱく質は全身の60兆個にも及ぶ細胞の材料で筋肉、内臓、骨、肌、髪、血液、ホルモンの原料です。不足してしまうとターンオーバーが乱れ、新しい細胞を生み出すのに影響を与えます。

私は大丈夫!と思っている方が多いかもしれませんが何となくの不調もたんぱく質不足が原因かもしれません。この書籍では健康診断の数値からたんぱく質不足か測定する方法も紹介されています。

たんぱく質を吸収できる漏れない腸を作り

たんぱく質をしっかり摂れていたとしても、吸収するのは『腸』です。もしかするとせっかく摂取しても腸で『漏れ』が起こってしまっているかもしれません。

『リーキーガット(Leaky Gut)』という言葉を知っていますか?いわゆる腸漏れの事で、リーキーガットになってしまうと、本来ブロックするはずのものを取り込んだり、吸収するはずの栄養が漏れてしまうことが考えられます。

腸漏れが起こる原因は様々ですが、そもそもたんぱく質不足で腸の栄養が足りていなかったり、ストレスはもちろん、ビタミンD不足、グルテン、カゼインの摂りすぎ等が考えられるそうです。

ビタミンDは最近話題になっているビタミンですが、日に浴びる事で体内でも合成できるビタミンです。ですが紫外線を浴びることにより、肌への影響が気になりますし季節によって日照時間も異なるため特に冬はビタミンD不足になります。

本書でも紹介されていますが、サプリメントでビタミンDを摂ることをお勧めします。ビタミンDの効果により腸粘膜の細胞が強固になり、腸漏れを予防してくれるのだとか。私も毎日ビタミンDのサプリメントを摂っていますが、明らかに風邪を引きにくくなりました。

たんぱく質の正しい摂り方とは

たんぱく質は1回あたりの食事で30〜40g 摂るのが理想とのこと。鶏むね肉100gでたんぱく質は約20g。納豆や卵をプラスすればバッチリです。

また空腹の時間をうまく使い、「オートファジー」と呼ばれる自身のたんぱく質を再利用する仕組みを発動させることが出来れば、たんぱく質の利用効率を上げることが出来るそうです。

本書では夕食後から寝ている時間にかけて12時間食事間隔を空けることを推奨しています。本書を読み進めると更に認知症予防となる方法についても伝授してくれます。

まとめ

意識的に摂らないと不足しがちなたんぱく質。そのたんぱく質と腸の関係性、重要性について学びをくれる一冊でした

現代人には何となく不調を抱えている人が多くいます。不調を改善することで毎日の生活がより楽しくなってくるはずです。その鍵はたんぱく質と腸にあること間違い無しです。

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